会社概要

代表あいさつ

「その人らしい生活」を送ることができるような

看護を提供したい

「みんなの笑顔が少しでも増える」ようにしたい

それが私たちの思いです。

わたしが看護師になったきっかけは、小学校の頃に母方の祖母が自宅で亡くなる姿を見たのがきっかけです。親戚に医療従事者がおり、自宅での看取りとなりました。その光景は今でも忘れることはありません。

わたしは小学生の頃、学校で意識不明になった経験があります。3日程生死を彷徨い目覚めることができました。
3日ぶりに最初に視界に入ってきたのは「病院の天井と父」でした。
病院の天井はよくある柄で「トラバーチン模様」というそうです。
目覚めたときは、ぼやけて柄が歪んで見え「天井に時計がいっぱいある」と父に向って言葉を発したことを覚えています。

在宅で療養される方は、動ける方もいれば、ベッドで臥床されている時間が長い方もいます。

わたしは「住み慣れたご自宅で、いつもと同じ天井を眺めながら、家族の声を聴きながら、休むこと」が心身の安定にも繋がるのではないかと思っています。

最近、わたしの父は他界しました。「あれもすればよかった、これもすればよかった」と後悔は尽きません。そんな後悔が少しでも減らせるようなお手伝いができたら….と思いながら訪問看護をしています。

訪問看護ステーションあずきは「その人らしい生活」を送ることができるように、ご利用者様やご家族様の思いを大切にしながら、時には子供、孫、近所の世話好きなおばちゃんのように、在宅療養を援助していくことを目標にしています。

医療従事者として今の仕事に誇りを持った、ひとにやさしい気の合う仲間と一緒に働けていることがチームワークに繋がっています。

「会うべきひとには必ず会える」がわたしの信念です。